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胃捻転を予防する食事 <2>
2008/08/26(Tue)

前回の記事では、おもに犬種や先天的な要因について書きましたが、今回は食事など後天的な要因についてお話しします。

<食事との関係>
●食べる速度が速い犬の方が、胃捻転のリスクが高い。

●ゲップをよくする犬は、そうでない犬に比べてリスクが60%高い。
よくガスが溜まる犬は、そうでない犬に比べてリスクが20%高い。
食後いつも腹部が拡張する犬は、そうでない犬に比べてリスクが80%高い。

●食器の位置を高くすると、リスクも高くなる。
食器の位置を高くすると、空気嚥下症(空気を飲み込むことにより消化管の中に空気が溜まってしまう病気)を誘発するため

●1日1回の食餌のほうが、リスクが高い。
過食の犬のほうが、リスクが高い。
1度に多くの食餌を摂ることにより、腹部膨張が起きるため

●ドッグフード
・ドッグフードは原材料の多い順に記載されていますが、その上位4つの中にオイルまたは脂肪が含まれているドッグフードは、胃捻転のリスクが24%高くなる。
・粒の小さいドッグフードは、大きい粒のものに比べてリスクが高くなる。
これは、ドッグフード自体が空気を含んだ形状になっていて、粒が小さいほど噛まずにそのまま丸飲みしてしまうため

<結論>
胃捻転は、かつては食餌に原因があると考えられてきました。
しかし、胃捻転のほとんどは食事の直後に発生していないのです。胃捻転の70%は深夜あるいは早朝に発生しています。また拡張した胃の中にあるのは、空気やガスです。

ではなぜ犬が大量の空気を摂取してしまうのか?
空気が入るのは、唯一口から食事を摂るときの呑みこみによります。
最近の研究では、GDV(胃捻転)になった犬の大半は嚥下運動に問題がありました。
つまり物を食べた時うまく食物が胃まで届かず、食物を胃に押し下げるために空気を呑み込んでいたということです。
胃捻転は急性なものではなく、慢性的に胃または嚥下運動に問題があって空気を呑み込むことが繰り返され、それが犬の気質によるストレス反応でさらに酷くなっているのではないかと考えられています。

<予防法>
?食事の与え方を工夫し、1度に大量の食餌を摂取して腹部を膨張させたり、空気を大量に呑み込まないようにする
・早食いをさせない
・食器台を使わない
・食事の回数は1日2回以上にする
・過食をさせない 
・食前食後の数時間は激しい運動をさせない
(激しい運動の前後は呼吸が速くなり空気を呑み込みやすく、胃も落ち着いていない)
・蛇口やホースから直接水を与えるのを止める
(水と一緒に大量の空気を呑み込んでしまうため)
・1度に水を大量にがぶ飲みさせないようにする

?胃の中でガスを発生させないような食餌を与える
・ドライフードを与える場合、上記のようなフードは避け水で十分ふやかして与える
(私は半日ふやかしたあと、粒を全部つぶして粉々にして与えています)
・できれば水分量の多い手作り食や生食がよい
・炭水化物はガスを発生させるのでなるべく減らす
・食餌には水分を十分加えるが、それ以外で食前食後の1時間は水を与えない
(消化に必要な胃液が薄まり、ガスが発生する)

?胃などに問題のあることが多いため、胃や腸を整えるようにする
・ヨーグルトや納豆などの消化酵素を与える
・腸の善玉菌を増やすサプリを与える
・腸内を酸性にするため、毎食リンゴ酢を与える
・消化のよい食物を与え、加工食品はなるべく与えない
・食餌を別のものに切り替える時は、3,4日かけて徐々に切り替える

?ストレスが強くかかる状態を避ける
ストレスの原因となるものをなるべく取り除くようにし、ハーブ、ホメオパシー、パッチフラワーレメディなどを使ってで軽減させる




次回は、胃捻転の症状と、胃捻転に良いとされるハーブやホメオパシーについて書く予定です。

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